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コラム「人と経営」
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■  ウェルネスは生活習慣からはじまる No.2 ■
1,一番健康に気を遣っている国は米国

米国のサプリメント市場は日本の数倍は有る。分かり易く言えばビタミン、ミネラルなどの健康機能食品・栄養補助食品。一番健康に気を遣っている国民で有り三大成人病発生の多さでも際だっている。

だから、サプリメントが見直されたとも言える。元々は1977年のマクガバンレポート(アメリカ上院栄養問題特別委員会レポート)に端を発っしている。

このレポートは5000ページを超える膨大なレポートで、2年間にわたり世界中から資料を集めたきわめて密度の濃い内容である。この委員会は医療費の増大をくい止める根本原因を探る目的にスタートした。

2,医学界にショックを与えたマクガバンレポート

レポート結果は、ガン、心臓病、脳卒中などアメリカの6大死因要因となっている病気は、現代の間違った食生活が原因である。この間違った食生活を改めることで病気を予防する以外に健康になる方法はない。

現代の医学は薬や手術といったことに偏り過ぎた、栄養に盲目な片目の医学であった。栄養に盲目でない医学につくり変える必要がある。

というショッキングなレポートに米国の医学界、栄養学会は驚いた。そして、委員会は米国民に食事改善目標を示した。

3,米国民に示した食事改善目標

各項目に数値目標が課せられているが、それを割愛して述べると、1,でんぷん質を減らす 2,脂肪分を減らす 3,コレステロールを減らす 4,砂糖消費を減らす 5,塩の摂取を減らす、他に果物、野菜、穀物はなるべく未精製穀物や未加工な形で摂取する。

1984年には米国農務省が新たな指針を出している「人間の生活及び健康維持の為には40種類以上の栄養素が必要である。色々な種類のビタミン、ミネラル、アミノ酸、必須脂肪酸など。エネルギー源としの炭水化物、脂肪、タンパク質も必要」

つまり、バランスのとれた食生活、いろんな種類の食品を採らなければならないという事である。

4,食生活の改善がウェルネスへの第一歩

米国ではマクガバンレポート以後、急速に食生活の改善がはかられ、サラダバーがレストランでは標準で設置されている。食品スーパーでは、サラダコーナーが日本の数倍のスペースをとっている。

また、サプリメント市場の拡大は食品では摂取できないビタミンやミネラルを補給していることから伺える。この10数年米国のガン患者は減少に転じた。一方、日本のガン患者は増え続けている。

コマーシャルにのって美味しさを訴える菓子や食品、動物性脂肪を過多にとらせるファーストフード。そんなものには動じない意志が必要だ。
先ずは、欧米化する前の日本の食事に戻すことから始めよう!!

                                      (Written by 川下行三 05/11/15)

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