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コラム「人と経営」
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■ グローバリゼーション No.1 ■
1,世界の垣根は無くなったが

日本は、戦後輸出大国として反映を築いた。今、尚そのシステムは維持されている。自動車で有り、家電である。内需拡大を叫んでは見たものの、今回の景気回復は、隣の中国への輸出で有り、米国との貿易によるものである。

世界のあらゆる国に1日もかけずに移動できるようになり、物や人の垣根は無くなった。そして、インターネットのお陰で、情報は国も、時間をも飛び越えていった。

しかし、人間はそう簡単に移動出来ない。そして意識も急には変わらない。それが、グローバリゼーションの波の中で、行き場の失った人達が彷徨う結果になっている。日本でも、上海でも、パリでも。

2,スローフードの精神

イタリアの片田舎で運動として広まったのが「スローフード」。マクドナルド進出への反対運動がきっかけであったが、グローバリゼーションの波をもろに受けた。

たかがマクドナルドとは言えない。米国文化の象徴であるファーストフードの代表選手。世界各国に進出を果たし、共産圏?の中国やロシアにも、しっかりと根をおろしている。

しかし、イタリアではその進出に敏感に反応した。その地域に住む人々を無視するような動き、それがスローフードの運動とも関係をしている。若者や低所得者層を取り込んだ米国の食文化、マクドナルドは、多くの難民を抱えるイタリアの街に溶け込んでしまった。

3,グローバリゼーション2.0

「フラット化する世界」を書いたジャーナリストのフリードマンは、世界各国で起きていた地球化、国際化の現象をグローバリゼーション2.0と呼んでいる。インドや中国の驚異的な経済成長は、それを支え加速する。

世界を相手に戦うのか?世界から入ってくる相手と戦うのか?選択肢は、そのどちらかである。米国では、専門的な仕事さえコンピュータに置き換えられるか、インドに持って行かれるかで失業の憂き目に合う。

自社の強みは何なのか?それは世界に通用するのか、数年後のシナリオを描いてみることをお勧めしたい。

しかし、今、グローバリゼーションはその2.0から3.0に移行しつつあると言う。この変化は衝撃的なものである。国レベルから、地域やグループ、個人へと競争のステージが移行している。

                                      (Written by 川下行三 06/11/15)

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