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コラム「人と経営」
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■ エイジングとアンチエイジング No.2 ■
1,加齢の研究

加齢を研究する団体や研究所は多い。基本的には、ラットなどの動物を使い様々な実験を行う。抗加齢の研究を行うところや、長寿の研究を行うところなど。東北大学には加齢医学研究所がある。

例えば犬は、人間の5倍のスピードで加齢する。また、昆虫はその何十倍の早さで、目に見えないような虫はもっと早い。研究では、加齢の遺伝子を突き止め、遅らせることに成功している。虫の寿命は倍になった。

2,認知証と動物

高齢者のかかる病気として認知症がある。代表にアルツハイマー型の痴呆(認知症)が有名だが、発病すると記憶障害をはじめとする認知機能障害により日常生活に支障をきたす。

原因が特定できていないことから、劇的な治療薬もない。少しずつ進行し、家族の顔さえも理解できなくなる。しかし、これは人間だけに存在するものではなく、犬にも同様のCDSと言う認知障害がある。

ペットも長生きをするようになり、このCDSに罹る犬が増えているのだろう。症状を遅らせることは可能であるが、犬にとって必要なのかは疑わしい。

3,記憶は人間の脳に有らず

加齢は、人間のあらゆる機能を衰えさせる。そして、人間と動物の違いが一番明確な脳さえも認知症のような病気が、その尊厳を奪ってしまう。

一般的な知識はインターネットの普及で個人が蓄積する必要がない。最新の法律や歴史、学問の体系なども簡単に手に入る。そして個人の記憶、例えば、写真(最近ではデジカメ)も同様に蓄積できる。

人間は誰がどんな言葉を言ったかは忘れてしまうが、情景などのイメージはしっかりと覚えている。しかし、そういうものも、いつ、どこで、何を行い、どんな写真を撮ったかを人間の脳からインターネットが代替えする時代が来ている。google革命は脳をも変える。

                                      (Written by 川下行三 07/02/15)

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