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コラム「人と経営」
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■ 顧客満足より従業員満足 No.2 ■
1,自律型社員を求める

これからの従業員に求められるのは自律型社員だと言う。自分で目標を決め自己評価し仕事を回す。その為には、権限と責任を与える。自由裁量が認められてなければならない。選択の自由も必要だ。

即ち、その仕事をやるかやらないか。既にやっている人間がいるなら、こんな風に改善する、変えることができるという提案を出し、受け入れられる可能性があるか。

生産財商社でカタログ販売という新たなビジネスモデルをつくったミスミが当初、組織的に取り組んだチーム制や組織がこの自律型社員だった。

2,新入社員がスグ辞める体質

入社したが直ぐに辞める。大手企業は入社3年で3割が退職する。中小企業では、入社1年で3割という数字が上がっている。これでは、採用費用が回収出来ない。人材育成どころではない。

この原因を若者の体質、粘りがないや根性がない、これで片づけても解決策はない。もしくは、入社してみたが、自分の思っているような仕事では無かったというミスマッチ。採用時のチェックが甘かったでは通らない。

本当は、先輩社員に元気がない。数年仕事をしたが成長している実感が湧かない。大事な仕事を彼らに任せずに、旧世代の人間が型どおりの仕事をしている。これでは、定着はおぼつかない。夢がない。

3,管理職は我慢が仕事

中小企業に多いのは、仕事をしっかりと教えずに機会は与える。出来なかったら取り上げる。これでは人材が育たない。自己流の仕事のやり方を押しつける。標準化されていない仕事がホワイトカラーには多い。

先輩の目が死んでいる。それで顧客満足を求めるには無理がある。イキイキとした職場。そんな体験が新入社員を育てる。入社時も大事だが、中堅社員のやる気が若手を引っ張り、社内を活性化する。

難しい事を考える必要はない。任せ続ける。結果が出るまで口を挟まない。彼らに考えさせる。思い切って少しハードルのある仕事を与えてみる。これをじっと待つことで管理職が育つ。そして最終責任は管理職がとる。
                                      (Written by 川下行三 07/06/16)

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