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コラム「人と経営」
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■ 店長、所長の時代 No.2 ■
1,管理職、冬の時代

現場の管理職に元気が無い。そんな声をよく聞く。景気は良くなっているが、増えない年収。それに反して教育費、住宅費が彼らの肩に重くのし掛かる。会社の業績は急激に回復したが、その恩恵は得ていない。

仕事は増え、責任は重くなり、収入が減る。悪循環が中高年や管理職層を直撃している。彼らに将来を描ける夢が有れば、救われるが、それも現実と照らし合わせると厳しい。

一部の動物は冬になると冬眠する。春になると目覚める。管理職になる前に冬を過ごさなければならない。その時にゆっくりと眠る、考える。
じっくりと時間をかけ未来を思考する。

2,リーダーシップが必要

変化をつくる。ビジョンを掲げる。成果を出す。何れもが店長、所長に求められる能力であるが、一番大事なのは店員や社員のやる気を高めることであろう。

リーダーシップはマネジメントよりも人に焦点をあてる。人間関係を構築し、店員や所員の話に耳を傾ける。彼らの心に火をつけない限り成長はあり得ない。

マメな人間で無ければ務まらない。そして、正直で公平、謙虚さ、高潔さが要る。そんな人間は、そうざらにいない。自分の仕事で精一杯の店長では駄目だ。人への気配り、人への関心、情熱がいる。

3,崖っぷちから這い上がれ

育て、経営者的人材。こんなキーワードで採用を展開するのは、生産財商社として有名なミスミ。三枝社長はコンサルタント出身。創業者の田口氏に乞われミスミへ、そして社長交代後、飛躍的に同社を成長させた。

三枝氏は、今の日本企業には経営者的な人材が不足している。リスクを取り、生きるか死ぬかの中でしかそのような人材は育たないとも。資質と機会、そしてしっかりとした戦略理論がいる。

店長、所長は経営者的人材が育つ場として機能する。小さな単位であるが、そこには経営の全ての要素が詰まっている。人を育て、成果を出していかねばならない。そこを乗り切った店長が社長に一歩近づく。

                                      (Written by 川下行三 07/07/01)

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