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コラム「人と経営」
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■ 米国の経済、良心 No.2 ■
1,米国のクリエイティブ経済圏

米国を代表する大学、ハーバード大学とMIT(マサチューセッツ工科大学)があるボストンは、IT企業やバイオ企業を抱える経済圏でもある。西海岸のカリフォルニア・シリコンバレーと対比されることもある。

東海岸のニューヨーク、ワシントン、ボストンを包括した地域を「クリエイティブ資本論」を執筆したリチャード・フロリダは、世界二位の経済圏として、アイデアや技術・コンテンツの創造を仕事とする新しい階層「クリエイティブ・クラス」を惹きつけると述べている。

クリエイティブ・クラスが集まる地域は「技術、才能、寛容性」が必要であり、そう言った地域は世界に20余りしかない。経済だけではなく、消費や文化なども楽しめる要素がいる。

2,学業の街・ボストンの若者は

ハーバードやMITは米国でハイクラスの大学として有名である。全国から優秀な学生が集まる。彼らは卒業すると一流企業へと就職をするか、学者、研究者などの専門家への道を歩む。

良識を持った彼らや彼女は、学業以外にも真面目な余暇を過ごしている。
米国の将来を担うクリエイティブ・クラスとして活躍をするだろう。

米国は何でも有りではなく、ボストンやニューヨークの様に歴史のある街には、法律や慣習としての規制も多い。飲んだくれを放置しない仕組みを持ちながらも、多様な文化を受け入れる寛容性を持つ。

3,米国の良心、良識

多民族国家の米国、今なお人口が増加している。少子高齢化、単一民族の日本と比較すると正反対だ。しかし、経済的な構造は良く似ている。
市場主義は貧富の差を拡大する。日本は米国の後を追う。

次の大統領が民主党で決まれば始めての黒人大統領が誕生する。日本の首相が女性になるのはいつの時代か。ブッシュ政権が犯した過ちを繰り返すことは無いと思いたい。

これからのリーダーシップは率先垂範タイプから協調・協力または、支援タイプに変化しなければならない。良識ある米国の若者は、多民族国家で身に付けたコミュニケーション能力を駆使して、新たな時代を築いて行くだろう。

                                      (Written by 川下行三 08/06/18)

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