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コラム「人と経営」
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■  自動車産業の未来 No.1 ■
1,TOKYO MOTOR SHOW

12月3日から始まった東京モーターショー2011。24年振りの東京開催だ。
千葉幕張の会場から東京ビックサイトへと会場を変更。アジア地域での国際モーターショーは、北京や上海開催の方が注目されている。

東京の主催は日本自動車工業会なので、日本国内の自動車メーカー14社は全て参加。
海外勢は欧州を中心に21社の出展が有り、ある程度賑わっているがアジアメーカーはヒュンダイのトラックだけと寂しい。

日本の主要メーカーのコンセプトは似ている。トヨタは「FUN TO DRIVE,AGAIN 楽しくなければ
車ではない」、日産は「クルマのワクワクを次の100年へ」、ホンダは「人間の気持ちいいって
なんだろう」。

2,スマートグリッドの影響

スマートグリッドは米国で発展してきた概念で、次世代の電力網の事を言う。通信とITの技術を
駆使し、中央制御の配電システムから自立分散型で低コストの電力網が構築出来る。

海外では、米国のカリフォルニアや北欧のデンマークなどで導入されている。しかし、日本の
電力会社は東日本大震災までは安定的に電力供給をして来たから、スマートグリッドへの関心が薄い。

そのスマートグリッドに電気自動車や蓄電池の技術が加味され新たなエコシステムが登場。
日産自動車がEVリーフを中心にトライしているが、まだ少し時間がかかるだろう。

3,呼吸する街、スマートシティ

スマートグリッドを含んだ大規模な取り組みがスマートシティと呼ばれる。街ぐるみで電気、水道、通信、交通、建物、行政サービスを垂直統合し、より効率的な都市のあり方を創造する。

日本でも北九州市や豊田市で実験が始まったが、比較的小さな都市が理想とされる。大都市には、既に様々なインフラが整備されており、それが新しい構想のスマートグリッドやスマートシティには向かない。

日産の「ゼロ・エミッション」は、スマートシティの概念である環境配慮型のシステムに合致する。太陽光発電などの自然エネルギーを取り込み家庭では、照明、空調、自動車が接続され街へと繋がって行く。

                                     (Written by 川下行三 11/11/30)

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