1.被害額が想像できない
日本の某大手ネット通販が10月中旬、サイバー攻撃を受け通販サイトのオンラインでの受注を停止した。要はランサムウエア(身代金要求型ウイルス)への感染が原因で、一番重要な物流施設の稼働が停止。
そして、10月末にハッカー集団が犯行声明を出し、ネット通販企業と顧客とのやり取りの一部を公開した。ネット通販企業が保有する情報の一部が外部に流出したことが判明した。
ネット通販企業は身代金の有無や交渉期限の情報は確認されていないと。しかし、推定だが身代金の要求は数十億円にのぼるようだ。取引のある企業の社長曰く、この停止で毎月数千万円の商売が吹っ飛んでいる。