1.メンバーシップ型
日本企業は永らく、日本的経営の三種の神器、終身雇用、年功序列、企業内組合で成長を遂げてきた。終身雇用を前提とした「メンバーシップ型」と呼ばれる雇用形態を日本企業の大半が採用した。
「メンバーシップ型」は職種や職務内容を決めずに新卒者を一括採用し社内教育を行い適正な職務に就けていく。賃金は勤続年数に応じて支払い、企業との長期に渡っての雇用関係を築く、人と企業を結ぶ。
海外企業の採用は新卒を一括採用することは無く、キャリア採用と同じく人材が必要になった時に行われる。新卒であっても即戦力が求められ資格や職務能力が無ければ採用されない。